赤ちゃんにとって良い刺激となり、発達を促してくれる公園へのお出かけですが、実際は公園でどうやって遊んであげたらいいのでしょうか。0歳の赤ちゃんとのお出かけと言っても、成長するごとに過ごし方が変わって行くので、それぞれの月齢ごとのオススメの過ごし方と注意点をご紹介します。
公園デビューはいつから？
新生児の頃は、まだ免疫力が低く病気にかかりやすいので、外出は避けた方がいいと言われています。お母さんも、産褥期で身体を休めるのを最優先にすべきなので、産後1ヶ月は公園に限らずおでかけはやめた方がいいと思います。
公園デビューは早くても生後1ヶ月以降にしましょう。
生後1ヶ月～生後3ヶ月頃
オススメの過ごし方
一般的に1ヶ月健診が終われば、外気浴で少しずつ外の空気に慣らしていくといいと言われています。生後3ヶ月頃までは、抱っこひもで赤ちゃんを抱っこして、自分の気分転換も兼ねて、近くの公園にお散歩に出かけるのがおすすめです。
注意点
生後1ヶ月経ったといえども、まだまだ体が弱い時期なので、長時間の滞在は避けた方がいいと思います。特に夏の暑い時期や冬の寒い時期の屋外での滞在は短めにしましょう。
生後4ヶ月～生後6ヶ月
オススメの過ごし方
赤ちゃんも4ヶ月頃になると、色んなものに興味を示してくるので、抱っこひもではなくベビーカーに座らせて出かけるのがオススメです。出かける場所も、近くの公園だけではなく、少し遠くても広くて自然豊かな公園に出かけたり、色々な場所へ連れて行ってあげるといいと思います。色々な場所に出かけることでお母さんの気分転換にもなりますし、公園に着くまでの道中も、赤ちゃんにとっては目新しいものがいっぱいで、楽しそうに過ごしてくれることも多いです。
注意点
まだまだ授乳の回数が多い時期だと思うので、出かけるタイミングの工夫が必要です。完母の場合は、授乳予定の時間を避けて公園に行くと楽です。遠出したり、授乳の時間に重なってしまう場合は、ミルクで代用するか、授乳室・車・簡易テント等、授乳する場所を確保しましょう。
生後7ヶ月～8ヶ月
オススメの過ごし方
ハイハイをしたり自分で動きたくなってくる頃なので、芝生の広場がある公園に行って、レジャーシートを敷いてピクニックしたりするのがオススメです。草を触ったり、アリを追いかけたり、楽しそうに自然と触れ合うことができ始める時期かと思います。シャボン玉を持って行くと、まだ自分では遊べなくても楽しそうに見てくれたりするかと思います。
イス付きのブランコや傾斜の緩い滑り台等の遊具も楽しめるようになってきます。
注意点
何でも口に入れてしまう時期なので、気付いたら草や砂等を食べようとしてることが多いので、気を付けてください。それ以外にも、レジャーシートを敷いた時、シートの下に固い石があったり、シートの外に出た時に植物のトゲが体に刺さったりすることもあるので気を付けましょう。
生後9か月～1歳
オススメの過ごし方
遊べる遊具が増えてきて、砂場でも遊べるようになってきます。近くの公園に出掛けて、遊具等で遊ぶのがオススメです。
歩けるようになると、歩き回ること自体が楽しくなるので、あまり広い公園でなくても満足してくれるようになったりもします。
行く公園を決めておくと、いつも来てるお友達と仲良くなったり、お母さんも情報交換できるようなママ友ができたりすることもあります。
注意点
遊具で遊ぶ場合は必ず保護者が安全を確認してあげましょう。特に真夏は滑り台や鉄棒等の遊具は火傷するほど熱かったりします。
砂場で遊ぶ場合も、砂が安全で清潔か（犬や猫のフンがある場合があるので）確認して、砂を食べてしまったりしないようにしっかり見ておきましょう。
だんだん動きが豪快になってきたり、他の子どもとの距離も近くなってくるので、怪我にも気を付けましょう。
公園デビューとママ友付き合い
公園デビューというと、ママ友のコミュニティーがあったりして大変なのかな？というイメージもありましたが、実際に公園に行ってみると、自分の子供と向き合うのに精一杯で、周りはあまり気にならないなぁと思いました。もちろん地域差や個人差もあると思いますが、あくまでも公園遊びの主役は子供なので、無理にママ友を作ろうとしなくてもいいと思います。
私の場合は、自分の子供が他の子と遊び出したら、その子のお母さんと少し話すぐらいです。その延長で、よく行く公園では、少し親しいママ友もできました。(本当は気軽にお茶したりするママ友が欲しいけど、コロナ禍では結構難しいなと感じてます。)
まとめ
0歳児の1年は成長がめまぐるしく、急に色んなことができるようになってくるので、赤ちゃんの成長に合わせて公園での遊び方を変えて行ってあげると、赤ちゃんも自分も飽きずに楽しめると思います。では楽しい公園ライフを！
