私は2020年に大阪府豊中市にある矢吹産婦人科少路クリニックで息子を出産しました。自分が出産する前は、この産院で出産した人の口コミを知りたかったのですが、少ししか情報が手に入らなかったので、今回自分がレビューを書いていこうと思いました。産院選びで、この産院を検討している方の参考になれば嬉しいです。(2020年の情報なので、最新の情報については公式HP等でチェックしてください。)
概要
大阪府豊中市少路にある産院です。
公式HPはこちら↓
豊中市/産婦人科|千里中央近辺の自然分娩・出産は豊中の矢吹産婦人科へ
住所・アクセス・駐車場
住所
大阪府豊中市少路2丁目9番20号
アクセス
大阪モノレール千里中央より「少路駅」下車徒歩5分
阪急バス千里中央より47番豊中行き「少路2丁目」下車すぐ
阪急バス阪急豊中より47番千里中央行き「少路2丁目」下車すぐ
駐車場
あり(駐車券を受付で処理してもらえば無料)
私がこの産院を選んだ理由
大阪で里帰り出産をすることだけ決めていたのですが、全く産院の情報を知らなかったので、妹に聞いてみました。
妹は第1子は某市民病院で出産し、第2子は某クリニックで出産したので、「市民病院は産後の入院中に夫以外の面会禁止やったから、市民病院じゃなくて個人クリニックの方がいいよ」と言っていました。(←結局コロナ禍で誰の面会も無理という状況になったので、一緒やったけど)
妹が第2子を出産したクリニックも良さそうだったので迷ったのですが、「きれいやし、フランス料理ペアディナー食べれるらしい」と妹のママ友の間で評判の良かった矢吹産婦人科少路クリニックで産むことにしました。
診察の待ち時間
私は里帰り出産だったので、産休に入るまでの13回の検診は別の産院に通っていました。そして大阪に里帰りしてきてからは、毎回平日の午前にこの矢吹産婦人科少路クリニックに検診に行ってたのですが、予約していても毎回数十分待たされたので、待ち時間は長いなと感じました。
院長や医師
「院長は体重制限に厳しくて怖い」という噂を聞いていたので、妊娠中太りすぎていた私はまずは院長の診察じゃない曜日に行ってみました。そしてその後の検診も「1週間後に来てください」とか「2週間後に来てください」と言われて同じ曜日に行っていたので、ほぼ毎回、年配の男性のお医者さんでした。その先生はだいぶゆるい感じで、毎回「順調に育ってますよー」みたいに言われました。
結局予定日を過ぎても全然陣痛が来ず、結局促進剤で産むことになったので、その時に院長と初対面。「こんなに体重増やしたら難産になりますよ」とプンスカされましたw「噂通り厳しいんやなぁ」と思いましたw
出産当日
私は予定日を過ぎていたので、陣痛促進剤を用いての出産になりました。
出産当日のことについては、この記事で書いています。↓
死にそうな痛みの中なかなか放置プレイやったし、会陰も切れまくったけど、とりあえず無事に赤ちゃんが生まれたので感謝しかないです。
入院中
初産で授乳の仕方・おむつの替え方・沐浴の仕方等の赤ちゃんのお世話の仕方等何もしらなかった私ですが、入院中に呼び出されて指導してくれる時間が設けられているので助かりました。助産師の方々は親切で親身になって相談に乗ってくれる方が多かったです。
退院後
退院後は1ヶ月検診で一度来院しました。それ以外にも一度母乳の相談で電話して来院したのですが、対応はしてくれたものの「コロナ感染対策のため母乳外来は通常やってません」と言われて、他の助産院を探さないといけなかったので、せめてそこまでは面倒見てほしいなと思いました。(今は再開してるみたい)
1歳の誕生日にはお祝いでかわいい靴を送って下さいました。
外観
建物はこんな感じです。白を基調とした清潔感あふれる雰囲気。
1階が産婦人科クリニックと併設されているカフェ「ぬぅ(nounou)」)」」。3階が分娩室や入院部屋。4階はエステと入院部屋(多分グレード高い部屋かな。)ちなみに2階は小児科「はぐはぐキッズクリニック」や託児施設等です。
内観
共用部分
産まれたばかりの赤ちゃん達が眠る新生児室です。
その奥には入院部屋があります。
私が出産したVIVOリラックス分娩室はちゃんとした写真が撮れなかったのですが、その隣のフリースタイル分娩室はこんな感じです。(天井)
陣痛が来た時、VIVOリラックス分娩の部屋が空くまでこの部屋で待機させられ、この天井を見ながらもがき苦しんだ思い出がw
スタンダードルーム
私はカジュアルルームを希望していたのですが、空きがなかったらしく、無料でワンランク高いスタンダードルームにアップグレードしてもらえました。
こんな部屋です。少しスペースに余裕があります。
テレビの横に置いてあるカバンが産院から渡された入院セットです。
トイレ・お風呂です。
カジュアルルーム
カジュアルルームが空くと、部屋移動するように言われました。
こんな感じの部屋です。ベッドがあるだけの部屋って感じですが、出産直後は動き回る必要がない(というか動き回れない)ので、狭くても全然いいと思いました。
トイレ・お風呂。アメニティはスタンダードルームよりちょっとしょぼかったです。
食事
朝食
朝からめっちゃ豪華です。毎日もりもり食べてました。
昼食
お昼も「豪華ディナーかw」って思うぐらい素敵な食事です。
食いしん坊な私でさえ、量が多すぎて食べきれないこともw
おやつ
昼食も夕食もがっつりやのに、その間におやつがある。しかも美味しいから食べないわけにはいかないw
夕食
なんか普通の日の夕食でもこんな豪華で、お祝い膳のようです。
ペアディナーフルコース
通常であれば夫婦でペアディナーフルコースが食べれるようですが、コロナ禍だったので、部屋で1人でフルコース。
「何曜日にフルコース食べますか?」と聞かれて、指定した曜日に持ってきてくれたけど、それ以外の日もそれっぽいのが来た。(ペアじゃない分、2日間用意してくれたんかな?)
とにかく美味しすぎました。
鯛のお祝い膳
退院前日の夕食です。
これも美味しすぎたのですが、毎日食べすぎておなかが苦しくて、食べきるのが辛かったですw
エステ
入院中に1回フェイシャルエステを受けられます。死にそうな思いをして出産を頑張ったので、こういうご褒美的なものがあるのは嬉しいですよね。
リムジンエスコートサービス
人生で初めてリムジンに乗りました。でも、赤ちゃんは人生で初めて乗る車がリムジンってwww「セレブやな!わが子w」と思いましたw
コンシェルジュの方が記念写真いっぱい撮ってくださいました。
特別な気分で、幸せな気持ちに包まれて実家に帰宅しました。
かかった費用
分娩予約時に5万円の予約金を支払います。
そして出産して退院する日に残りの金額を支払います。
「出産育児一時金(42万円)の医療機関への直接支払制度」を利用することにより、差額のみの支払となるので、私が退院時に支払ったのは10万円弱でした。
つまり自己負担は前払金と合わせて15万円弱です。(ちなみに陣痛促進剤での経腟分娩で、カジュアルルームだったので部屋のアップグレードなし、平日の日中の出産でした。)支払金額の明細は特に渡されなかったと思うので、分娩の基本料金がいくらで、何に追加料金が発生したのか等は不明です。笑
詳しくはこの記事で書いています。
まとめ
私はコロナ禍が始まったばかりの色んな規制のかかった時期での出産だったので、あまり恩恵を受けられなかった部分も多いのですが、そうでなければヨガやフィットネスのクラスがあったり、夫婦でペアディナー食べたり一緒にリムジン乗れたりするようです。既に色んなサービスが再開してるみたいなので、もし2人目産む機会があれば、ここでまた産んでそういうサービスも受けられたらいいなと思いつつ、もう1回死ぬほど痛い思いするのは嫌なので次回は無痛分娩かなと思ったり。(この産院は無痛分娩対応じゃないっぽいのが残念。)