私は住民票のある住所とは違う市区町村で、息子の保育園の申込みをしたかったのですが、住民票をそのままにして申し込めるのか、それとも住民票を移さないといけないのか疑問でした。実際色んな所に問い合わせしてみたところ、色々ややこしくはありましたが、無事住民票を移すことなく申込みできたので、私の経験談をお伝えします。(専門家ではないので、認識が間違ってたりする箇所もあるかもしれませんが、あくまでも私の視点からの経験談として捉えてください。)
広域入所とは?
「広域入所」とは、里帰り出産や保護者の勤務地の都合などにより、他の市区町村の保育所へ入所できる制度です。
住民票がその市区町村になくても保育所の申込みをできます。
広域入所の申し込み
広域入所の申し込みは、住民票がある市区町村で書類を提出します。提出する書類は、申し込みたい保育所のある市区町村が指定する書式の書類です。私の場合は、東京某区の保育所入所申込書を、住民票のある大阪の某市役所に出しに行きました。
準備して行った申込書以外にも、広域入所のための申込書類を渡されて記入しました。
私が「広域入所」の申し込みを希望した理由
私の場合は、職場が東京にあるので自宅は東京なのですが、里帰り出産したまましばらく大阪の実家に住んでいました。(住民票も大阪に移していました。)
基本的には子供が1歳になった時点で育休は終了しますが、私は「不承諾通知」をもらって2歳まで育休を延長して、引き続き大阪の実家で子育てをする予定でした。
そうなると、保育園に通うわけでもないのにわざわざ東京に帰って、住民票を東京に移してから申し込みをするのが無駄な移動だし、そもそも0歳の子供連れで長距離移動して手続きするのが大変そうだし、授乳中でもあったので実家に預けたまま私だけ東京に行くこともできないし…と思って、大阪にいるまま東京の保育所を申し込んで、不承諾通知をゲットして育休延長したいなと思った次第です。
不承諾通知のもらい方
広域入所の申込みでも、不承諾通知はもらえました。
ちなみに通常の手続きの場合の不承諾通知のもらい方はこんな感じですが、広域入所の申込の場合は、発行された不承諾通知をどのように受け取るかについても確認しないといけません。↓
そのため、育休延長希望で不承諾通知をもらいたい旨については、提出しに行った大阪の市役所(住民票のある場所)でも、電話で問い合わせた東京の区役所(保育園のある場所)でも、念入りに伝え、書類にも書き添えました。
最初東京の区役所に問い合わせた時は、不承諾通知は家(実家)に送付してくれるということだったのに、最終的には「市役所にFAXするので、市役所まで取りに行ってください」と言われました。(問い合わせた内容に対する回答がころころ変わるw)
いつ頃不承諾通知が発行される予定なのかを東京の区役所に確認して、その日程を大阪の市役所に伝えて、FAXが届いたら電話連絡をもらう旨を確認して、手続き完了。
約1か月後、予定通り無事に不承諾通知を受け取り、晴れて育休延長できました。
ちなみに事前に会社にも、「保育所不承諾の場合は東京に帰らないので大阪から保育所の申込みをする」という事については伝えていて、その場合は「東京の区役所から大阪の市役所にFAXで送られてきた不承諾通知を提出すれば問題ない」という事は一応確認しておきました。(名前と入所希望年月日と入所保留であることを確認できる文章があればいいという回答でした)
まとめ
住民票のある役所、申し込む保育所のある役所、会社に色々と確認しないといけないのでめんどくさかったですが、わざわざ東京に出向いて住民票を移してから申し込むよりもだいぶ手間が減ってよかったです。
市区町村によって、手続きの仕方が異なると思うので、念入りに連絡を取りながら申し込むことをお勧めします。